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白髪染めでも明るい色にできる?できない?明るくできる方法を美容師が解説します

 2017/03/02 ヘアケア
 
白髪染め

「白髪染めは明るくできない」と言われてしまった。

明るい髪色にしたいけど、白髪があるから無理だよね…

そんな風に思ってはいませんか?

実は白髪染めでも明るく染めることは可能です!

その方法を美容師が紹介していきます。

どうも、巷では間違った情報や知識が流れているようです。

「白髪染めと明るくする方法」「あなたはなぜ明るくできないと言われてしまうのか?」についてお話していきますね。

白髪染めで明るく染めるには

白髪 明るいモデル

上記の写真はわたしがヘアカラーをさせて頂いたゲスト様です。
みなさん、白髪にお悩みですがこれくらい明るく染まっています。もちろん白髪もしっかりと。

ではこんな風に明るく染める方法、コツ、自宅で染める際の注意点について解説していきます。

 

まず、基本的なことなのですが以下のことは基礎知識として覚えておいてください。

  • 白髪はオシャレ染めでは染まらない
  • 白髪染めでも明るくするほど、染まりにくく色持ちも悪くなる

つまり、完璧を求めるは無理なのです。

ですので、コレ!という鉄板の染め方があるわけではなく髪の状態や自分の求めるものを踏まえて最善の方法を考えることが大切です。

美容師として経験を積んだ中で、最善だと思う提案をいくつかさせていただきます。

 

提案1.明るい白髪染めで一色染め

カラー剤もどんどん改良されていますので、各メーカーから明るい色味もどんどん発売されています。

ただし、さきほども説明しましたが「明るい色になるほど染まりにくい」です。

経験上、明るくできて染まりもいいのは9レベルくらいの明るさです。

モデル

いつもヘアカラーさせていただいているゲスト様。
実はいつも白髪染めで明るく染めています。

白髪

根元が伸びて白髪がでてきています。

オーダー: 明るさを変えずに白髪を染めたい

白髪 モデル

根元には明るい白髪染めを、毛先には黄色味を和らげる白髪染めを塗って放置します。

↓↓↓

モデル

モデル

根元の白髪もしっかりと染めつつ、明るさもキープできています。

これが明るい白髪染めでは限界の明るさですね。

【明るい白髪染めで一色染め】

メリット

  • 時間も最小限
  • 自宅でもできる方法

 

デメリット

  • 髪質によっては明るくならないことも
  • 明るくはできるが色や質感の表現はしにくい

 

提案2.ダブルカラー(2回染める)

1回目はオシャレ染めで明るくし、2回目のカラーで白髪染めを使い白髪を染めるという方法です。

この方法だとかなり明るい色にも対応可能(ブリーチを使う場合もあります)

白髪染め

このゲストは80%とかなり白髪が多めなんですが、、

オーダー: ピンク系で明るく

白髪染め

まずは根元を明るくしていきます。これは白髪染めではなく、一番明るいオシャレ染めです。

 

白髪染め

するとこんな感じに。すこし分かりにくいですが、明るくなったものの白髪は全く染まっていません!

ですので、この上から白髪染めを再度塗っていきます。

↓↓↓

白髪染め

白髪

明るさを保ちつつ、白髪もちゃんと染まりました。

白髪が多い人にはこの方法がいちばん確実かと思います。

【ダブルカラー】

メリット

  • より髪を明るくできる
  • 色味や質感の表現もしやすくなる
  • 手間はあるが、自宅でも可能
  • 次回からのヘアカラーの自由度がUP

 

デメリット

  • 時間と料金の負担が増える
  • 髪のダメージが増える

 

提案3.ハイライトを入れる

これは白髪染めを続けている人におすすめな方法です。

3Dカラーとも言われ、明るい色の毛束をたくさん作ることで、髪を明るく見せるテクニック。

モデル

オーダー: もう少しだけ明るくしたい

ハイライト施術

アルミで覆われた部分は明るいカラー剤を塗っています。
その他の部分は元と同じ明るさの白髪染めで一色塗り。

↓↓↓

モデル

ハイライトが入ることでこれくらい明るくなります。(ハイライトの量、使用する薬剤の種類を変えることで仕上がりの明るさを調節可能)

もちろん根本は7レベルとそんなに明るくない白髪染めですので、しっかりと染まっています。

【ハイライト】

メリット

  • 2回目染めよりも髪に負担が少ない
  • 一色染めに飽きた人におすすめ

 

デメリット

  • 美容院でしかできない
  • 2回目染めに比べてカラーの自由度は減る

紹介した3つの方法の特徴をまとめると、、、

白髪染め

上記のようなイメージ。ご自身の求めるものに合わせてチョイスしましょう。

もちろん美容師に相談いただければ、ご希望を聞きながら一番いい方法をアドバイスさせていただきます。

 

美容師でも明るくできない場合

イラスト

実は、美容師でも白髪ぞめを明るくできない場合はあるんです。
髪の状態にもよりますが、以下の2つのケースに当てはまらないように注意してください。

特に2つめは美容院で「できないです!」と断られてしまうことが多いので、要注意です。

 

ケース1.白髪トリートメントを使っている場合

すべての白髪染めトリートメントという訳ではなく、「感光性染料」というものを使用しているものです。

感光性染料とは簡単にいうと、日光と染料を反応させて白髪を染めるというもので、硝酸銀という成分が使われているのがネックなんです。

このトリートメントをした上から白髪染めを塗ってしまうと髪が緑色になってしまいます。

一度なってしまうと、治すのも非常に大変です。

この手のトリートメントを使われている方には白髪染めはおすすめできませんし、私自身しないです。

やってほしいと言われてもやりません。だって緑になりますし!笑 それで料金を頂戴するのもね…

 

ケース2.髪の状態がかなり悪い

「美容院で、できないと言われた」という人はこれが原因かもしれません。

特にホームカラーや縮毛矯正を繰り返しされている方は注意が必要です。

「なぜできないの?」と思ってしまいますが、、

例えるなら…

カレーを作ったんだけど調味料とか作り方とかいろいろ間違えてめっちゃマズくなってしまった!

プロの料理人さん、このカレーを1発で美味しくしてみて?

こんなオーダーをしてしまっているということになります。

自分が思っているより髪の状態がよくない人ってたくさんいるんです。

もちろん美容師側にも問題があり、どんな髪にも対応できるように技術や知識を磨くべきですが、私たちも魔法使いではありませんので不可能なこともあります。

美容note.編集部

美容師も最善と判断しての結果ですが、納得いかないなら何人かの美容師に相談ください。
もしかしたら、やってくれる人がいるかも知れません。

ただし、リスクが伴うのは避けられません。

また、お願いとして「無理」と言われる髪になってしまう前に、ホームカラーやホームケアを見直していただきたく思います。

 

美容院とホームカラー それぞれのメリットとデメリット

美容院

美容院で染めるメリット

色味や髪への負担に最大限気を配りながら、プロに施術してもらえるのが美容院のメリットです。

特に、白髪を明るくするとなると

  • 髪質の見極め
  • 薬剤の使いわけ

などができないとキレイに染まりません。
自分ではなかなか判断できない部分ですのでプロにお任せするのが最善です。

 

美容院の白髪染めがダメージレスな理由

たくさんのカラー剤が揃っている美容院では髪の状態をふまえて、最適なカラー剤をチョイスすることが可能です。

明るくしたい部分には明るくなる薬を、ダメージしている毛先には負担が少ない薬を使いわけながら染めていきます。

一人のヘアカラーに2~3種類の薬剤を使いわけて染めるのが普通です。
ですので、ダメージが少なく希望の色により近づけることが可能なんですよ。

 

市販ホームカラーのメリットとデメリット

メリット

  • 安い
  • 手軽
  • 自宅でできる

 

デメリット

  • 髪が傷みやすい(美容院カラーの5倍のダメージ)
  • 色ムラになりやすい

上記のような感じですね。

とくにダメージには本当に気をつけてください。
美容師はホームカラーをしているお客様はすぐに分かります。
「このダメージの仕方はホームカラーだな」と思うからです。見ただけでわかるくらいダメージには差があると覚えておきましょう。

 

とにかく、コスパや手軽さをお求めならホームカラー、仕上がりや似合わせにこだわりたいのなら美容院で。という感じで自分にあっている方を選びましょう。

美容師には「ホームカラーは絶対ダメ」と言いますが、私個人的には別にいいと思っています。
失敗したら直せばいいのです。そんな方たちの髪をどうにかするのも美容師の仕事ですので!
ただし、手遅れになる前に!です笑

 

市販白髪染めで明るくするならこのホームカラーがおすすめ

よくされる質問で、「市販品の白髪染めでどれがおすすめか?」という問いがあるのですが、正直どれも同じです。

同じ価格帯で飛びぬけて”いいもの”があるとは考えにくいですね。

ですので、美容師おすすめというものはご紹介できませんが、口コミで人気のあるものを紹介させていただきます。

 

ロレアル パリ  エクセランス ヘアカラー クリームタイプ

白髪染め

出典元:@cosme

アットコスメベストコスメアワードのヘアカラー部門を受賞。
白髪染めの中では明るさのバリエーションも多く、クリームタイプで使いやすいとの口コミも多数。

すこし高級ですが、アットコスメでも★5.0と高評価ですので、ユーザーの満足度は高いようです。

メーカー: ロレアルパリ
価格  : 1,400円

口コミ:顎丈のボブにて1箱使用。
白髪に悩まされ、ついに購入する決意が出来ました。

今まで購入した中で、1番高価な商品でした。
かなり半信半疑で大した期待せずに使用してみましたが、
なぜもっと早く使わなかったのか!と思うぐらい、キレイな仕上がりになりました。
白髪がバッチリ染まってました!
次の日も髪の毛サラサラでした。

引用元:@cosme

 

市販の白髪染めを選ぶ時の注意点

購入の前に自分の髪質についてよく思い出してみてください。

  • 染まりにくい髪質(太い、硬い)
  • 染まりやすい髪質(猫っ毛、傷みやすい)

くらいは分かるはずです。

染まりにくいかもという人は希望よりも1トーン明るめの色を
染まりやすそうな人は希望よりも1トーン暗めでまずは試してください。

美容note.編集部

上記のように選んで頂くと失敗は減ると思います。
1回染めてみて染まり具合を確認し、2回目以降の購入時のヒントにしてください。

 

ホームカラーで使えるワンポイントテクニック

カラーを塗り終えたら頭にラップを巻くと思いますが、その前にティッシュペーパーに薬剤を含ませ、顔周りの前際や頭頂部に貼り付けましょう。

これをしてからラップをすることで特に白髪の目立ちやすいトップや顔周りをよりしっかりと染めることができます。

いつも染まりが悪いという人は一度お試しくださいね。

 

まとめ

夕日

いかがでしたか?

たしかに白髪染めは明るく染めにくいです。でもちょっとした工夫で明るくすることは十分可能なんです。

いままで明るくできなかった人もこれを機に思い通りの髪色にできればいいですね!

私たち美容師もいつでも相談にのりますよ。

あなたの素敵なヘアカラーライフを応援しています。

 

※この記事の情報ですが、筆者の経験を元にしております。
内容には自信をもっておりますが、これが全てではありません。他にもいいアイデアをお持ちの美容師さんはたくさんいますので、ぜひ色々な人の意見を踏まえて判断いただければと思います!

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ライター紹介 ライター一覧

Hachi

Hachi

美容note.編集長

Stellamaris株式会社 代表取締役


くせ毛の扱いを得意とする現役美容師であり、独自の美髪理論を持つ。

また自らの毛髪・美容知識を活かし、美容メーカーとのコラボレーションによる髪色アプリの開発やオリジナルのシャンプー・トリートメントの研究など活動は多岐にわたる。

常に「本質の美」を世に届けるために情報を発信中。

<有資格>

美容師免許

スキンケアアドバイザー

日本化粧品検定


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